Q&A

デントカルトSM

Q:2つのストリップがありますが、両方で測定しなければいけないのですか?

A:両方のストリップで検査していただくのが、一番理想的です。ストリップ・ミュータンスは唾液中のミュータンス菌を測定するので、口腔内全体のリスクをみることができます。サイト・ストリップスはプラーク中のミュータンス菌を測定するので、部位ごとのリスクを知る手がかりとなります。

ストリップ・ミュータンスストリップ・ミュータンス

サイト・ストリップスサイト・ストリップス

Q:サイト・ストリップスは、どこのプラークを採取すべきですか?

A:基本的には各医院で決めていただいてかまいません。患者さんそれぞれの“リスクが高いと思われる部位”のプラークを採取してください。

※目安となる部位はこちらです。プラーク採取の目安

Q:ミュータンス菌のコロニーがストリップから落下しています。なぜですか?

A:必要以上の唾液が検査面上に残っている場合、また48時間以上定温器に保管した場合、コロニーの生育が進み、落下することがあります。
ストリップを室内灯にかざし、検査面が唾液でテカテカしていないことを確認してから、試験管に入れるようにしてください。

Q:ストリップ全体が青くなりました。どのように測定しますか?

A:コロニーは球状に付着しています。ストリップを目線の高さで見る、角度を変えるなどの方法で、球状に付着しているコロニーを測定します。採取時に舌にストリップをこすりつけすぎた時などに多く見られますので、ストリップを軽く叩くだけにしてください。

Q:透明のコロニーが見えるのですが、カウントしますか?

A:カウントします。コロニーの中には、グレーや透明のものもあります。見えづらい場合には、染め出しをしてから測定してください。

Dentocult SM コロニー染色の方法

  • ①染め出し

    ①染め出し

    小さな綿球に染め出し液を含ませ、乾燥させたコロニーにそっとしみ込ませます。

  • ②水(一度のみ

    ②水洗(一度のみ)

    コップにきれいな水を用意し、静かにストリップを浸します。

  • ③乾燥

    ③乾燥

    水洗後、ストリップを自然乾燥させます。

  • ④測定

    ④測定

    乾燥後、赤く染まったコロニーを測定します。

Q:測定の済んだストリップは保管できますか?

  • A:測定後、コロニーがとれないようにすぐに適切な方法で保管します。お勧めは、透明なマニキュア(トップコート)をやさしく塗ってコーティングする方法です。

    ※赤染めはストリップを乾燥後、コーティングの前に行なってください。

  • コーティング

Q:ミュータンス菌のスコアごとの細菌数を教えてください。

A:唾液1ml中のミュータンス菌量は、コロニーの密度をモデルチャートと比較することで測定します。

クラス 0 1 2 3
CFU/ml 10,000以下 100,000以下 100,000-1,000,000 1,000,000以上
モデルチャート クラス0 クラス1 クラス2 クラス3

上の表は横スクロールして
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Q:パラフィンワックスが噛めない子供はどうしたらいいですか?

A:プラーク中のミュータンス菌を採取することはできます。また、きちんと噛めるようになったら、唾液中のミュータンス菌とラクトバチラス菌、緩衝能の検査を行ないましょう。カリオグラムでは、だ液検査の項目以外の部分を埋めてカリエスリスクを測定することもできます。

デントバフ ストリップ

Q:唾液を滴下するときの注意事項はありますか?

A:スポイトで一滴、ドーム状になるように滴下してください。

良い例悪い例

デントカルトLB

Q:測定の済んだ培地は保存できますか?

A:保存はできないので、測定後に写真を撮ってください。

Q:ラクトバチラス菌のスコアごとの細菌数を教えてください。

A:唾液1ml中のラクトバチラス菌の量は、コロニーの密度をモデルチャートと比較することで測定します。

クラス 0 1 2 3
CFU/ml 1,000 10,000 100,000 1,000,000
モデルチャート クラス0 クラス1 クラス2 クラス3

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Q:コロニーの大きさで測定方法は変わりますか?

A:大きさは結果には関係ありませんので、コロニーの密度をカウントしてください。

使用期限

Q:未使用の検査キットの使用期限と保管方法を教えてください。

A:以下の表と写真をご参照ください。

デントカルトSM デントカルトLB デントバフ ストリップ
使用期限 製造から6か月 製造から18か月
保管方法 直射日光、高温多湿を避け、
冷蔵庫にて保管してください
直射日光、高温多湿を避け、
常温(15~25℃)で保管してください
※冷蔵庫の冷気の吹き出し口付近に保管すると、
LBの培地が凍る可能性がありますのでご注意ください
直射日光、高温多湿を避け、
常温(15~25℃)で保管してください

上の表は横スクロールして
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キットの使用期限は、箱の側面に記載しております。

キットの使用期限

バシトラシン錠の使用期限は、容器に貼ってあるシールに記載しております。

バシトラシン錠の使用期限

その他

Q:保管時間は守らなければいけないのですか?許容範囲はどれくらいでしょうか?

A:正しい測定をするためにも、保管時間は必ず守ってください。デントカルトSMは、コロニーが成長しすぎて落下してしまう可能性があります。デントカルトLBは、コロニーが大きくなって測定がしにくくなるケースがあります。

Q:義歯を装着されている方に検査する際は、どのように行ないますか?

A:細菌は義歯にもコロニーを作るので、いつも義歯をつけている方でしたら、義歯をつけた状態で検査をしてください。