検査の1時間前に定温器のスイッチをONにしてください。
検査15分以上前に、デントカルトSMの試験管にバシトラシン錠を1錠入れます。
パラフィンワックスを1分間咀嚼します。このときの唾液は飲み込むか吐き出してもらいます。
※パラフィンワックスは、全顎でまんべんなく咀嚼してください。
パラフィンワックスを口腔内に保持したまま、ストリップ ミュータンスの検査面を舌表面に軽く10回転(5往復)させます。口唇で余分な唾液を拭いながら引き出します。
サイトストリップの検査面にフロスや探針などで採取したプラークを塗布します。
ストリップ ミュータンスとサイトストリップを背面で合わせ、 キャップに差し込みます。
試験管に垂直に挿入してキャップを閉め、定温器(37℃)で48時間保管します。
※保管の際は、ガスの発生による試験管破裂を防ぐため、若干(1/4程度)キャップをゆるめます。
口腔内に保持していたパラフィンワックスを5分間咀嚼。口の中に溜まった唾液は、その都度メートルグラスに吐き出します。
※唾液を採取するときは、ユニットまたは椅子に腰掛け、やや前かがみの状態で行なってください。
5分後、口の中にある唾液をすべて吐き出し、測定します。
デントバフ ストリップを袋から取り出し、色の着いた測定部を上にして平らな面に置きます。
採取した唾液をスポイトで取り、盛り上がるように測定部に1滴乗せます。
5分後の色をカリエスリスクモデルチャートと比較し、測定します。
デントカルトLBに採取した唾液を均等にかけ、側面で余分な唾液を落とします。
培地を試験管に挿入してしっかりとキャップを閉めた後、定温器(37℃)で96時間保管します。
48時間後(2日後)、カリエスリスクモデルチャートと比較し、測定します。
96時間後(4日後)、カリエスリスクモデルチャートと比較し、測定します。