SUPPORT
導入後サポート
デントカルトを導入いただいたユーザー様を
サポートするコンテンツ集
VIDEO
動画でわかる検査マニュアル
だ液検査を行うために知っておきたいことから、実践のステップまで詳細をまとめた動画集です。
- ①インプット編
- ②検査前〜検査編
- ③カリオグラム編
- ④検査結果編
この動画で学べること
- カリオロジーとは
- カイスの3つの輪
- デントカルトでわかること
- 唾液がもつ8つの役割
この動画で学べること
- だ液検査を行なう最適なタイミング
- だ液検査前の注意事項
- 準備するもの
- 検査手順と判定
この動画で学べること
- カリオグラムの見方
- 入力ガイドライン
この動画で学べること
- ハイリスク項目の対応方法
- 患者提案のポイント
GUIDE
テキストガイド
検査前の注意点や、検査手順をまとめたガイドです。
検査前に行うこと
【定温器の準備】
検査の1時間前に定温器のスイッチをONにしてください。
【デントカルトSMの準備】
検査15分以上前に、デントカルトSMの試験管にバシトラシン錠を1錠入れます。
※バシトラシン錠は湿気に弱いため、初めの3枚を捨て次の1枚(4枚目)を入れてください。
ミュータンス連鎖球菌(デントカルトSM)
患者様が来院した際に行なう
ミュータンス連鎖球菌の採取について
①パラフィンワックスを1分間咀嚼
パラフィンワックスを1分間咀嚼
全顎でまんべんなく咀嚼してください。
※唾液は飲み込んでしまっても大丈夫です
②唾液中のサンプル採取
パワフィンワックスを口腔内に保持したまま、ストリップミュータンスの検査面を舌表面に軽く10回転、5往復させます。
口唇で余分な唾液を拭いながら引き出します。
③プラーク中のサンプル採取
サイトストリップの検査面にフロスで、採取したプラークを塗布します。
④48時間保温
ストリップミュータンスとサイトストリップを背面で合わせ、キャップに差し込み、試験管に戻し、37℃の定温器で、48時間保温します。
※熱膨張による空気圧の変化により蓋が開かなくなることを防ぐため1/4程度キャップをゆるめます。
⑤乾燥
試験管からストリップを取り出して、平らなところに置き、自然乾燥させます。
※空調の風が強く当たらないような場所を選んでください。
⑥判定
ストリップを目線の高さに合わせ、真横からコロニーが形成されているかを確認します。判定の際には、モデルチャートを参照してください。判定はストリップ全体に対しての密度で見ます。コロニーの大きさではありません。迷う場合には高いほうで判定するようにします。
唾液分泌量
唾液分泌速度の測定の方法について
①パラフィンワックスを5分間咀嚼
全顎でまんべんなく咀嚼し、唾液は都度メートルグラスに吐き出します。
※採取時はユニットや椅子に腰掛け、ややうつむいた状態で行いましょう。
②判定
メートルグラス内の唾液量は必ず泡の下の目盛で測定し、カリエスリスク表でリスクを判定します。
唾液緩衝能
唾液緩衝能の調べ方について
①デントバフストリップを準備
袋から取り出し、色のついた測定部を上にして平らな面に置きます。
②測定部に唾液を滴下
採取した唾液をスポイトで取り、盛り上がるように測定部に1滴のせます。
③判定
5分後、モデルチャートを参照し判定します。
ラクトバチラス乳酸桿菌(デントカルトLB)
デントカルトLBの容器に専用の重曹を1粒入れます。
このとき、寒天培地に重曹がつかないように容器の底に入れるようにしましょう。
①重曹を準備
デントカルトLBの試験管に重曹ミニタブレットを1粒入れます。
②培地に唾液をかける
デントカルトLBに採取した唾液を均等にかけ、余分な唾液を落とします。
③48時間保温
試験管に戻してキャップをしっかりと締め、37℃の定温器で、48時間保温します。
④判定
寒天プレートを目線の高さに合わせ、真横からコロニーが形成されているかを確認します。判定の際には、モデルチャートを参照してください。半透明のコロニーが出る場合もありますが、同じラクトバチラス乳酸桿菌ですので、判定に含めるようにしてください。
DOWNLOAD
カリオグラム
患者さんが「自分に合った行動」を見つけられる!
円グラフを動かすことで、患者さんが“自分の変化”をイメージできるツールです。何をするとどれくらいリスクを減らせるのか、患者さんと一緒に考えられます。
推奨OS:Windows10・Windows11
※WindowsPCからダウンロードを実施ください。
インストールがうまくいかない場合は、こちらからお問合せください
FAQ
導入後のよくあるご質問
デントカルトを導入いただいたお客様より多くいただく質問集です
- Q再検査をするタイミングはいつですか?
- A健康診断と同様に、1~2年ごとにリスク評価を行ないます。小児の場合は、歯の生え変わりに合わせて検査をする医院が多いです。X線写真を更新するタイミングでリスク評価を行なう医院もあります。
- Q大きいコロニーと小さいコロニーがあります。それぞれどんな違いがありますか?
- Aコロニーは、人によって大きさも形もバラバラです。人間に背が高い・低い、太っている・やせているなどの特徴があるのと同じです。評価するときは、形や大きさではなく必ず数で判定しましょう。
- Q判定に迷うときは、どうしたらよいですか?
- A判定に迷ったときは、必ず高いほうで評価します。雨が降りそう? というときに傘を持っていくのと同じで、リスクを高く見積もることが予防につながります。
- Qミュータンス菌のコロニーがわかりづらい。テストパットが青くなり、コロニーが見えにくいです。
- A唾液サンプルを採取する際、舌を強くこすると、舌の上皮が取れてテストパットが青くなってしまうことがあります。舌をトントンたたくイメージで採取してみてください。
- QデントカルトSMにバシトラシンは何のために入れますか?
- Aミュータンス連鎖球菌以外の菌の発育を抑制するためです。検査開始15分以上前に試験管に入れてください。床に落としてしまったものはご使用いただけません。
- Qサイトストリップで何がわかりますか?
- A隣接面のミュータンス連鎖球菌(プラーク中)を測定し、もっともむし歯になりやすいリスク部位を把握することができます。この菌を見せながら、歯と歯の間のセルフケアの必要性をお話していきます。
- QデントカルトLBでコロニーが検出されませんでした。
- A口腔内にラクトバチラス菌の定着が少ない場合は、まったく検出されないことがあります。その場合はリスク0で評価します。
- QデントカルトLBのコロニーがつながってしまいました。
- A寒天培地に唾液をかけたあと、余分な唾液をしっかり振り払わないとコロニーがつながってしまう場合があります。
- QデントカルトLBの重曹は何のために入れますか?
- A以前のデントカルトLBは重曹を入れずに定温器で96時間保管していました。より活用しやすくするために重曹を入れてコロニーの発育を促進する方法に変更しています。もし重曹を入れ忘れてしまった場合は、96時間後に取り出してください。
- Qコロニーを観察するときのポイントはありますか?
- Aコロニーは球状に付着しています。目線の高さで観察し、角度を変えるなどの方法で球状に付着しているコロニーを測定します。
その他のお問い合わせも
お待ちしております。
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