導入医院インタビュー

「ご一緒にポテトもいかがですか?」
と同じ提案では伝わらない

医療法人社団 百瀬歯科医院
(東京都)
百瀬智彦先生

  • だ液検査を本格的に導入して5年がたちますが、最初はなかなかうまく行きませんでした。予防の大切さを丁寧に話し、最後に「このような検査があるのでやりませんか?」と伺っても、受け入れてくださる患者さんはほとんどいなくて……。

    でもあるとき気づいたのです。検査の結果をうまく伝える自信がなくて、「もしよかったらやってみませんか」という消極的な姿勢になっていたことに。これは、ハンバーガーを注文した時に「ご一緒にポテトもいかがですか?」と聞くのと同じ。“ついでに” のレベルです。患者さんには「どちらでもいいならやらなくてもいいや」と思われていたのでしょう。

    今は「だ液検査はお口の健康を守るために欠かせない」という姿勢で患者さんと向き合っています。カウンセリングで将来の希望を伺ったりなど、患者さん自ら行動してもらうための工夫もしていますよ。
    おかげさまで、最近ではほとんどの患者さんが積極的に受けてくださっています。一人ひとりのリスクに合った予防プログラムを作り、確実に健康を守っていく。ずっと描いてきた歯科医院づくりが、少しずつ軌道に乗ってきたと実感しています。

  • 百瀬智彦先生

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